12歳未満のパスポート手配など検索しても、思いのほか情報が出てきません。
そこで、未成年特に12歳未満のパスポート手配、宿泊・航空券の手配などについて、皆さんに共有したいと思います。
お試し期間を作ってみる
タイには花粉症がないとよく聞きます。
スギやヒノキが生育しにくい環境なんでしょうか?それとも、日本にスギやヒノキが多いだけなんでしょうか。
我が家は、私以外みんなアレルギー体質という悲しい境遇(夫のアレルギー因子が強かったらしい…)。生後間もない時から、2人ともではないものの皮膚が弱かったり、呼吸器系統が弱かったりもします。これって花粉症とはまったく関係のないものですが、アレルギー体質なのでもちろん花粉症もあります。
花粉症がないとはいえ、タイの環境汚染は中国まではいかないものの、かなりヘビーな環境といえます。そこで、体が順応できるかどうかお試し期間を作ってみることにしました。それで無理なら、断念せざるを得ないということで…。私としては、肌荒れが悪化したり、咳喘息が出ないでほしいと願うばかりです。
12歳未満のパスポート申請
お試し期間を作ることにしたのですが、そもそも海外へ行ったことがない娘たち。
パスポートを作らねばなりません。
私も経験のしたことがない未成年のパスポート申請について書きたいと思います。
証明写真
新生児でもパスポート申請するときには証明写真を持参しないといけません。
我が家のじゃじゃ馬たちの証明写真をどのようにして撮影するか、悩みに悩んで見つけたのがスマホのアプリです。
最近では、アプリで撮影をして、それをコンビニなどで出力することが可能になっています。証明写真を全然撮っていなかったので、これは目から鱗というか文明の力だなぁと感服したほどです。いい世の中になったもんですね。
私がインストールしたアプリはこれ!!
履歴書カメラ
「履歴書アプリ」というものですが、履歴書用・マイナンバーカード申請用・パスポート申請用など、様々なサイズの証明写真を撮ることができます。
シミ消しや美白効果などがあるので女性向きかもしれませんが、明るい仕上がりになるので印象は良くなると思います。私は汗かきなので、少しテカった仕上がりになってしまいました。そして、そのままパスポートも作ったらテッカテカになってしまいました…。カッサカサよりかはいいということに。
コンビニで写真を出力する
コンビニで出力するためにもアプリが必要になります。我が家の最寄りはセブンイレブンなのでセブンイレブンのアプリを入れましたが、思っていた以上に簡単に予約ができたので感動しました。アプリで写真データを登録し、予約するだけなので簡単です。
コンビニに行き、プリンターで予約番号を入力し支払いすると、すぐに印刷可能という優れもの。
駅前にあるような証明写真機で撮ると500円以上しますが、コンビニプリントでは50円もかかりません。いろんなパターンで予備を撮影して持参して行くことも躊躇なく可能なので、これはぜひお勧めしたいです。
本人の署名
本人の署名って「漢字」で書かなければならないと思っていました。
そんな私は、2人分署名を代筆したのです。
すると、いざ申請に行くと「ひらがな」でも本人が文字を書けるなら本人が書かないといけません。というわけで、小学校に進学すれば「ひらがな」は学校で習うので自分で署名を書くということになります。
小学校に進学していなくても、「ひらがな」を書けるなら記念に自分で書いてもいいかもしれませんね。我が家のお姉さんもギリギリ読めるかどうかというようなミミズのような文字で署名を書いていました。これもまた記念にしたいと思います。
パスポートの受取り
申請は親が代行することが可能ですが、受取りは新生児でも乳幼児でも本人も行かねばなりません。ドキドキしながらカウンターへ行き、いくつか質問をされます。氏名、誕生日、年齢程度だったと思います。
ガラガラな受取りスペースでコロコロ転がったり、自由にしている子どもたち。
一緒にカウンターへ並ばないといけないのかと思い呼ぶと、案の定お姉さんしかカウンターに来ません。
窓口の方も慣れているのか、ニコニコと微笑みながら顔確認だけはスルーしてもらえました…。そして、順番に氏名、誕生日、年齢を確認して行ったのですが、さすがにこれは本人に直接確認していました。お姉さんはすべて自分で回答できましたが、次女は氏名、年齢しか自分で回答できませんでした。そして、誕生日だけは私が回答するという。そんなレベルで無事にパスポートの受取りができたのです。
航空券と宿泊の手配
7月に向けてタイが開国していくというのもあり、完全に水際対策が撤廃されることを想定してですが、今のところお試し期間として2週間を予定しています。
そこで、航空券と宿泊のパックにするか、それとも別々に手配するのか悩みました。
なんせ、航空会社によって6歳以下の扱いが違うのです。
2歳未満は抱っこすることが多いからか無料であるところが多いですが、幼児になり座席を一人分使うとなると料金も大人並みに取られることが多かったり、LCCでは逆に幼児の料金もお財布に優しいところがあったりするのです。
LCCでも荷物を預けたり、座席指定をする、ミールサービスを利用するなどすると料金がそれなりにかかってしまいます。いろいろと調べてみると、どうやら「ZIPAIR」なら6歳以下と同伴であれば1人は座席指定が無料になるようです。それに、日本航空運営のLCCなので機体もそれなりのグレードなんだとか。成田発着ではありますが、離陸も午後なので子連れでも余裕で向かうことが可能。着陸が朝なので、この時だけは電車orバスで3人で帰ってこなければいけないかもしれませんが…。
航空会社はZIPAIRにすることにして、さて宿泊をどうしよう。エクスペディア、agodaなど様々な航空券や宿泊を予約するサイトがあります。宿泊もまた子どものベッド料金が悩みどころです。しかも、2人だったら子連れでもツインでもダブルでもいいのですが3人となるとまた面倒です。
在タイ邦人の居住について調べてみると、Airbnbを利用している方も多くいることが分かりました。駐在の方も含め長期滞在の場合、コンド、アパートを仲介を通して契約するパターンが多いですが、Airbnbという民泊サイトを利用するんだとか。
Airbnbを利用する場合、オーナーと直接交渉などが可能なのでメリットになるんでしょうね。
私も利用してみましたが、事前の設定がけっこう必要で厄介でした。予約申請をしたら、オーナーからその期間は都合がつかないからキャンセルさせてほしいと連絡がきたのです。しかし、入金の設定をしていなかったので、コールセンターを経由してオーナーとあれこれ連絡を取っていた経緯があります。
今のところ、4/1からは新型コロナの陰性証明が不要となり、7/1から検査も不要となるそうなのですべて民泊のみでいけると思うのですが、到着日にSHA認定の宿泊施設でなければいけないとなれば初日のみ変更する必要がありそうです。
未成年に対する日本における水際対策(2022.3月時点)
在タイの有名YouTuberが動画を出しているしTwitterでも情報がけっこう出ているので見ている方も多いかと思いますが、その内容を見てみると成人のみの情報であることが多いんですよね。未成年の情報って意外と出ていないので、皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
今回、念の為12歳未満はどうなっているのかと新型コロナの相談センターに問合せてみました。
すると、同行者に準ずるとのことでした。ワクチン接種も任意になっているほどなので、てっきりオールOKだと思っていました。
厚労省が設定しているレベルに応じて内容が変わることになるので、渡航先がどのレベルであるかを調べる必要があります。タイは今のところ一番低いレベルになっており、3回目接種を完了していれば隔離期間はゼロになっています。しかし、陰性証明は必要なので出国前72時間以内の証明が必要になります。これは年齢に関わらず必要とのことでした。
追跡アプリ「MySOS」についても、保護者がインストールしたアプリに追加登録できるようなので安心ですね。
- 6歳未満 陰性証明、ワクチン接種証明不要
- 6〜11歳 陰性証明必要、ワクチン接種証明不要
- 同行者に準ずる
- 72時間以内の陰性証明書
- MySOSの登録
- 帰国時の誓約書・質問票