サイクロークイサーンって何?サイウアってどんな食べ物?

サイクロークイサーンは去年まで食べたことがありませんでした。
どこで知ったかというと、タイ在住の日本人YouTuberの西尾康晴さんのチャンネルで西尾さんが美味しそうに食べていたことからです。

こちらでサイクロークイサーンの屋台が出てきます

ネーミング通り、サイクロークイサーンはイサーン地方の名物料理であり、イサーン地方ではサイクロークと呼びます。例えるなら、関東圏で食べる「広島風お好み焼き」が広島では「お好み焼き」と呼ばれるようなものですね。

豚肉、カオニャオ、にんにくが入った発酵ソーセージ(たまにウンセン入りも)ですが、日本で見るようなソーセージではなく丸っぽく作られていて、たいてい3個くらいささった串焼きで売られています。

サイウアとはチェンマイの名物料理であり、サイクロークイサーンとは違ってハーブ、香辛料がふんだんに使われており、とうがらしも入っているため辛めの味つけになっています。ハーブの香りが独特なので男性は苦手な方が多いイメージです。

サイクロークイサーンとサイウアはいくらくらいで食べられる?

サイクロークイサーンは串焼きで売られているので比較的安価に設定されていて、ムーピン、ガイピンなどとさほど差はありません。屋台では安いところで小さめのものが1串あたり10バーツ、たいていは30~50バーツほどで買うことができます。日本では仕入れ値がけっこうするのか15個~20個入り800円ほどで冷凍で売られていることが多いです。タイ料理店でも800円~1,000円ほどします。

サイウアは、とぐろを巻いたような状態で売られておりカットして食べるスタイルなので、バンコクではキロ単価で売られていることが多いです。チェンマイではカットされて売られている屋台もあるようですね。およそ500g200バーツで売られていることが多いようです。サイウアも日本では日本のソーセージのような形状で冷凍で売られており、1,000円前後しますがサイクロークイサーンよりも高めの設定が多いイメージです。

サイクロークイサーンとサイウアはどうやって作るの?

サイクロークイサーンの作り方

サイクロークイサーンは比較的材料が少なくて日本で手に入るものばかりなので作ろうと思えば作れると思いますが、残念ながらCOOKPADにはありませんでした(笑)

サイクロークイサーンの具材は、やっぱりこれが入っていると美味しいに違いない!!!

タイ料理レシピサイトを見比べてみると、タネにはこれらのものが入っていることが多く見受けられました。

  • 豚ひき肉
  • カオニャオ(なければ白米)
  • にんにく
  • 黒コショウ
  • 白コショウ
  • パクチーの根(これがいい味を出すんです!!)
  • 鶏だしの素

これらのものを豚の腸に腸詰めマシーンで詰め、たこ糸をちょうどいい長さに結わいていきます。その後、乾物を作るために干すようなイメージで風通しのいい日陰で2日ほど干してから、揚げたり焼いたりしてできあがり。

腸詰めもホイップ絞りを使うなどしてもいいかもしれませんね。これくらいなら作れるかな?とも思いますが、今はそのエネルギーがありません😓

サイウアの作り方

サイクロークイサーンとは違い、発酵させない腸詰めなので欧米のソーセージと同じ作り方です。
しかし、残念ながらやはりCOOKPADではレシピがありませんでした。

サイウアのタネはこちら。

  • 豚ひき肉
  • にんにく
  • とうがらし
  • コブミカンの葉
  • レモングラス
  • パクチー
  • パクチーの根
  • 小ねぎ

ここに、お好みのスパイスを加えます。オーソドックスなところでは、クミン・ウコンというところでしょうか。お察しの通り、カレー風味でもありますが、とうがらしも入っているため辛さはかなりあります。

サイクロークイサーンとサイウアに合う料理は?

やはり、いずれも一番はビールを始めとするアルコールではないでしょうか。
ビールが飲めない私は、白米とともに食べますが…。
しかし、サイクロークイサーンにはカオニャオが入っているので、少しカロリーが高めなのかな?と思います。食べ過ぎに注意ですね…。