ヤムウンセンってなに?

ヤムウンセンという料理は、知っている方も多いのではないでしょうか。
タイ料理屋さんに行くと、置いていないお店はあるのか?と思うほどポピュラーで有名なタイ料理のひとつです。

簡単にいうと、春雨サラダ?がふさわしいと思います。
日本で食べられるタイ料理で上位に上がるほど大好きなんです。
タイ料理は、辛い・甘い・酸っぱいが盛り込まれたものですが、代表格のひとつといっていいほど3つの要素が盛り込まれています。

そして、ヤム ยำはタイ語で和える・混ぜる、ウンセン วุ้นเส้นは春雨を意味します。
割と、サラダ系の料理にヤムが付いていることが多いと思います。
タイ料理の由来を知ることで、タイ語も覚えられてしまうので嬉しいですね。
そして、何より春雨を使ったサラダなので非常にヘルシーなのです。

ヤムウンセンはいくらで食べられる?

バンコクだと専門店では置いていないことが多いのですが、およそ150バーツ程度で食べられることができます。海鮮が入っていることが多いので、マハーチャイなどの港町まで出ると比較的食べられるかと思います。
日本ではピンキリだと思うのですが、私が知っているお店の中で最安値は690円ですが、たいていは1,000円ほどします。

ヤムウンセンってどうやって作るの?

正直いって、なんてことないサラダなので行程が非常に少ないです…。
何なら、家庭科を習い始めた小学生くらいのお子さまでも作れるかと思います。

1. 春雨を戻す

和食の調理と同じく、茹でても良し、お湯に浸しておくも良し、お好みで準備してください。
春雨はタイ食材でなくても、一般的な緑豆春雨で大丈夫です。
そして、戻ったら食べやすい長さにキッチンバサミor包丁でカットします。

2. 海鮮・肉類を用意する

こちらはお好みで用意してもらえればと思いますが、ぜひ湯通ししたエビだけは入れてもらいたいです。彩りも良くなりますし触感も出てきます。
エビだけの場合もありますが、その他にイカ・湯通しした豚ひき肉が入っていることもありますね。

3. 野菜を用意する

パクチー&セロリ&トマトは必須だと思っています。
私は、タイ料理屋さんで食べるときも、自分で作る時も、この3つは欠かせませんね。
その他に入っているものとしては、きくらげ・きゅうり・レタス・赤玉ねぎでしょうか。この赤玉ねぎですが、タイではホムデンというもので、玉ねぎの仲間というよりもエシャロットの仲間のようです。日本の玉ねぎよりも辛くないイメージなのですが、水に浸しているだけなのかな?

4. 味つけをする

私は、面倒くさがりなのでKALDIで売っているヤムウンセンのたれを使ってしまいますが、手作りすることも可能です。ナンプラー、ライム果汁、酢、砂糖(できればココナッツシュガー)を混ぜればできあがり。

ちなみに、KALDIのヤムウンセンのたれはこちらです。

原材料を見てみると、どうやら野菜も混ざっているらしい…。
原材料はこちらをご覧ください。
まじまじと原材料を見たのは、実は初めてだったので見てビックリでした。
いろいろと入っているんですねぇ。
そりゃ、美味しいわけだ!!!

確かに、なんとな〜く刻まれたものが混ざっているのが見えました。
乾燥赤ピーマンが入っているのは、きっと彩りなんだろうと思いますが乾燥ねぎも同じかな?
それとも、食感のためなのかな?

ヤムウンセンに合う料理は?

「どのような料理に合うか」ですが、これはヤムウンセンを麺ととらえるかサラダととらえるかで変わってくると思います。

私はヤムウンセンはサラダだと思っているので、炭水化物系のメイン料理と合わせることが多いです。
麺よりもご飯系のものと合わせるのが一番好きですね。
何せ、ヤムウンセンは春雨サラダでカロリーが低めなので、ガッツリしたご飯系のものと一緒に食べても、罪悪感がほぼゼロなんですよ(笑)
自宅で食べる時は、クノールのインスタントジョークに燻製たまごを入れたものと一緒に食べたりしています。

私とは逆にヤムウンセンを麺ととらえるとしたら、ガイヤーンやコームヤーンのような比較的ガッツリした焼き物と合わせるのがいいのではないでしょうか。