就学時健診
秋頃になると、役所から通知が届きます。
これは小学校受験する家庭にも通知が送られます。
そして、学区選択地域の場合はどちらの小学校にするかを選択します。
我が家も学区選択地域なので選択して返送しました。
コロナ禍ではありますが、全員が就学時健診へ出席したようです。
小学校によってやり方は様々なのですが、受付で受付番号を受け取るとともにコミュニケーション能力と知能検査が行われていたようです。先生から質問が出され、「お名前は何ですか?」「何歳ですか?」「幼稚園保育園の名前は言えるかな?」だったと思います。
このコミュニケーション能力と知能検査ですが、小学校によっては子どもだけの面談時にされることがあったり、面談そのものが親子になっていてジャンケンをしたり様々なようです。
受付を済ますと、子どもたちと保護者で2分され、子どもたちはグループごとに健診会場へ移動していました。その間に、保護者は調査票の必要事項を記入したり、先生からの説明を受けたりしていました。その後、受付番号が呼ばれて健診結果が伝えられました。
我が家は問題はなかったのですが、コミュニケーション能力に問題のあった友だちの中には個別に校長室へ呼ばれ、校長先生と面談をしたと聞きました。ADHDではあったので想定内だったそうですが、一般のクラスにするかどうかを面談で話したそうです。
何人か呼ばれていたのを見ましたが、最終的に特別教室で入学した子は数人だったと思います。一般のクラスでも副担任以外にも学習フォローしてくれる先生がいるので非常に心強いです。授業参観の時にも学習フォローしてくれる先生がいたのですが、全クラスを順番に廻っていたのでした。こういったフォローというのは地域の小学校によって役割分担しているようで、フォローの必要がある子に関しては学区外であっても入学するように行政から話がいくそうです。
入学説明会
緊急事態宣言中だったか、蔓延防止措置中だったか忘れてしまいました。隣の小学校は同日に開催される予定でしたが延期されていました。
私たちの小学校は、いくつかの幼稚園・保育園ごとに時間が区切られていたのです。
本来ならば副校長先生から口頭説明があるようなのですが、あらかじめ説明資料が小学校から送付されており、目を通しておくように指示がありました。そして、不明点があれば当日質問をして下さいと促されていました。
説明会では提出物を提出、準備品の見本と名入れの仕方のチェックでした。名入れの仕方については、かなり細かく決まっていたのが驚きです。(保育園がどれだけ緩いのか実感した瞬間です)
しかし、長期戦となったコロナ禍で変化も大きく、中には入学説明会はYouTubeで視聴して質問があれば小学校へ連絡、というケースもあったそうです。
入学準備で用意するものって?
入学準備品は、やはり幼稚園・保育園で準備するよりも多くのものを準備しました。しかし、これも小学校によって、どんなものか指定があるため早めに準備するのは避けておきましょう。事前に準備できるものといえば、「名入りの鉛筆」「名入りの色鉛筆」「消しゴム」「鉛筆削」「ランドセル」程度でしょうか。その他のものについては、手提げかばんから袋系のものまで大きさが指定されていたり、名入れの仕方など細かく入学説明資料に記載されています。
それでも、間に合うかどうか心配だから早めに用意したいのであれば、同じ小学校にすでに通学している友だちに聞くのもいいと思います。
名入れについては、お道具箱系のものについては我が家はネット通販を利用してシールを作りました。大きさについては、パターン化されているので必要なものを選択して下さい。カード系のものについては、最初はシールをいちいち貼っていたのですが、はがれたら面倒だなと思い途中からハンコに変更しました。
- 名前シール
- ハンコ
- 名前ペン
この3つを駆使して名入れをすることをお勧めします。
入学式ってどんな服を着ていくの?
流行が左右されるので非常にネックな課題ですね。
我が家は、洋裁が得意な母が卒園式・入学式に着られるようにと襟を替えられるようなデザインのワンピースを作ってくれました。もちろん、形や色は長女が決めましたよ。
実際に入学式に行ってみると、何てかわいらしい子がたくさんいるのかしら〜と感動してしまいました。長女の場合ですが、ヘアスタイルは今日くらいはキチンとしないとと思い、編み込みにしていた気がします。靴は母から言われたままに普通の靴で行きました。
しかし、ピッカピカの合成皮革の靴を履いている子が多数。男女ともにです。しまむらでも安く売っていたりするし、多くは服と靴のセットをレンタルしていたのだそうです。まぁ、七五三もレンタル衣装が多いことだし、卒園式・入学式もレンタルするのが一番かもしれませんね。
みんな何を着て小学校に通うの?
実は、これも入学説明資料に記載されていることが多いです。
うちはそれほど厳しくはないと思いますが、体育がある日のみ「○○は着ないでください」「○○は履かないでください」の項目が多数あり指定されていました。
保育園でスカートが履けなかったので、ここぞとばかりお下がりのスカートを履かせようとしていますが、足元がスースーするのがイヤとのことで体育がある日以外はレギンスを履くことが多くなっています。これまた保育園では履くことのなかったロングソックスも用意してあるのですが、ロングソックスは冬場は履く機会があまりありませんでした。
休みたいって言われたらどうする?
想像はしていましたが、案の定、GWを過ぎた頃から「疲れたから今日お休みしたい…。」が勃発するようになりました。まずは小学校は楽しいものだということを伝えなければいけないので、無理やり引きずって行くのは避けた方が良さそうです。無理やり引きずって行くことで、最初のうちは渋々言うことを聞き入れていたものの、徐々に小学校に通うことが苦痛になっていくことがあるそうです。
そういうわけで、我が家はそんな時は迷わず休みにし、私もテレワークに切り替えたり年休に切り替えたりしていました。
仕事を持っている方で、どうしても子どもと一緒に休んだり自宅で過ごすなんてできないという方もいると思います。夫婦で交代制にする、ご両親に協力していただく、職場に連れて行くなど手段はいろいろとあると思います。シッターさんを利用することが可能であれば、それでもいいと思います。
「学校休みたい」と言われたら、ぜひ休ませてあげて下さい。