自治体によって違う放課後支援

仕事をしていると必要とされてくる学童支援。
これは自治体によって様々な形態を取っています。
私はずっと横浜市なのですが、小学校に通っている時にはもちろん何もありませんでした。両親が仕事をしている子は鍵っ子が多く、学校が終わってからは学校の校庭や体育館で遊び、担任の先生がいれば遊びに付き合ってもらったりして過ごしていました。そして、終礼の時刻になると自分で帰宅していくのです。もちろん、習い事をしている子は一度帰宅したりしていましたが。

私が高校に通う頃になってから、小学校が運営する「はまっこ」という放課後支援が始まりました。しかし、外部団体による放課後支援が増えていったり教師の負担増もあって、数年前に「はまっこ」も廃止されました。

長女の通う小学校では、外部団体が運営している学童と構内に設置されている外部団体が運営している放課後キッズのどちらかになります。長女が小学校入学にあたり直面した放課後支援ですが、先輩ママさんにいろいろと聞きました。安いのは放課後キッズだけれど、人数が多いからか指導員さんの目が届きにくく、宿題を見てもらうまでには至らず…。少しお高めだし、保護者会が面倒だし、学年が上がると役員をやらなければならないけれど、駅に近くてケアが行き届いている学童。

でも、聞くと都内では構内に外部団体が運営している学童がある小学校もあるとか。横浜市の放課後キッズにあたるものだと思います。
自治体によって様々です。
皆さん、先輩パパさん先輩ママさんの情報をたくさん仕入れましょう!!!

習い事を始めてみる

長女は保育園の頃は何も習い事をやっていませんでした。
一時期、ダンスを習わせてみようかなと思う時もありましたが、筋力不足と設定時間が幼稚園・小学校に合わせたものだったために断念したのです。

そして、検討した習い事がピアノor水泳です。
やっぱり、どちらも専門家から教わらないとできるようにならないですよね。
何より、音楽の授業で譜面が読める読めないで楽しさも左右されてしまうと思うのです。自分が幼稚園の頃からピアノを習っていたというのもありますが、周囲が苦労しているものを鼻歌歌えるレベルで過ごせるというのは自己肯定感が増すと思います。水泳も体育の授業でやることを考えると、少しでも泳げた方がいいと思うのです。これもまた、私も小学校低学年の頃に通っていました。(バタフライの序盤でやめてしまいましたが……)距離は泳げなくても、泳げるって自分の身を守ることにもつながるし、いいことがたくさんあると思いませんか?

長女に聞いてみるとピアノを選択しました。
そういうからには、長女と我が家の収入レベルに合ったピアノ教室を探そうじゃないか!!!
ということで、近所のチラシをもらってきたり、いろいろと探しました〜。
で、見学しなくちゃと連絡をとった先生が、なんと本拠地をココから都内へ移転しているというではありませんか。しかし、その先生が紹介してくれた先生が次女が通う保育園の斜向かいで近所ではないですか。これは縁としか思えないと即連絡をし見学に行きました。

すると、クラシックピアノまでには至らないというのです。
ハイレベルになった子は別の教室へ移っていくと。
先生は通常、施設にリズム遊びを教えに行ったりしているそうでリトミックのスペシャリストともいえます。長女はリズム遊びが非常に好きだし、我が家もハイレベルまでは求めていなかったので、本当に巡り会えて良かったな〜と思いました。

学童という選択肢

これは通う本人の意見も聞きましたが、夫と話し合って決めました。
高いけれど、やはり1年生のうちはしっかりと多方面でフォローしてもらいたいという気持ちが強かったからです。コロナ禍とはいえど、仕事をしているので宿題をしっかり見てあげられる自信もなかったし、次女のお迎えなども考慮すると、自分の負担をなるべく減らしたかったのです。

学童は小学校から子どもの足で徒歩5〜7分くらいでしょうか。
1年生が長女を含め2人しかいませんでしたが、最初のうちは指導員さんがお迎えに来てくれていました。そして、1ヶ月たった頃に遠くから見守りながらのお迎えとなり、やがて2人で小学校から学童へ移動することになるのです。

下校の際は昇降口まで担任が一緒に移動して、そのまま帰宅するグループ、放課後キッズのグループ、学童のグループに分かれて並んで固まって、全員揃ったら移動を開始します。現代ならではの下校の仕方ですね…。

学童に到着すると、まず宿題を見てくれます。長女の小学校は各学年必ず宿題が出るのですが、放課後キッズでは見てくれない音読を学童では見てくれるのです。これは非常にありがたいですね。そして、宿題が終わると16時からおやつの時間、その後に遊びタイムとなるのです。遊びも室内に残るチーム、外遊びのチームに別れます。長女はその時の気分で選んでいた感じです。ただ、外遊びの時にお迎えとなると、学童にランドセルなどの荷物を取りに行かねばなりません。この移動が2年生以上はひとりでもいいのですが、1年生のうちは保護者同伴または公園に複数指導員がいる場合は公園から連れてきてもらうシステムとなっていました。

また、習い事をやっている間は、夏休みが終わるまではひとりでの移動が禁止されていたのです。保護者会があるからだとは思いますが、長女の通う学童は非常に厳しいのです。(隣の小学校は1年生でもひとりで移動してOKだというのに…。)
もちろん、2年生までは保護者のお迎えも必須なのです。

でも、逆に夏休みに入ると水遊びをしたり、(コロナ禍でなければ)キャンプでお泊まりしたり、ランチクッキングの日が設定されたりと、盛りだくさんのイベントがあったので、それはそれで楽しめていました。

しかし、学童に同じクラスの子がいないが故に、徐々に学童を渋るようになった長女なのでした。
この後、長女がいったいどうなったのかは続きからご覧ください。(続きはこちらからどうぞ)